2018年7月8日(日)池袋monoにて開催されました「乞巧奠- KIKOUDEN -」へご来場頂いた皆様、4年ぶりのH.G.K.のステージは楽しんで頂けましたでしょうか?
めっちゃ楽しかったっす!
4年ぶりのライブだったので緊張もしました。
実は緊張していないように見えて、全員それなりに緊張してました。
いや~、今当日の映像を見ながらこれを書いてますが、
自分含めてみんな動きめっちゃ硬いな!
でも、めっちゃ楽しかった!
ライブじゃなきゃ味わえない喜びにどっぷり浸った45分間でした。
本番に強い男、とりのさん。
今回のステージはタイコに旧友ぶんちゃんを迎えての「挑戦」でした。
なぜカギカッコがついているかというと、どちらかというとPopsを中心とした曲を演奏してきたぶんちゃんと我々の音が合うのか…という挑戦でした。
ライブ前も、JAGさんの緊張が伝染したのか、ドきんちょとりのさん。
ところが、本番始まると圧巻の出音! しかもテンポ速い速いw
ともあれ、リハから本番を通じて、一番できがよかったんじゃないのかなぁ。
いやぁ、えらい肝のデカいドラマーがサポートに入ってくれたもんです。
おかげで見かけと反比例して肝の小さいJAGさんといいバランスでした。
竿二人の挑戦。
今回のハコは竿二人にとっても挑戦でした。
まぁ、ほっといてもこの二人は毎回見えないナニカに挑戦してますが、今回も、です。
まずごんやんは、愛用の黒ギターからアイバニーズに愛器を変更。
竿を変えたことで音がガラッと代わり、音の調整に苦労してました。
その上、ゲームミュージック以外の曲をやりたいという男ですよ。
これは周りが苦労しました。主にわかちーさんが。
そしてわかちーさんは、New Gear「けんぱーちゃん」登場です。
Twitterでもつぶやいてましたが、11月に向けて買う予定が一気に前倒し。
ちょいとライブ会場の問題もあり、今回ギリギリまでメンバー1苦労してました。
今聴いてみると…なかなかいい音でないかい?
新しい「基盤」となるために。
リハから本番までずっと試行錯誤と調整を繰り返していたのがJAGさん。
ドラムがなかなか居着かない我々H.G.K.で、毎回苦労しているのがこの人です。
今回もリハの最中からずっと、ドラムにやたらうるさいキーボードを尻目に
ドラムを音と言葉の両面で支え続けました。
実はこっそりNew Gearを足元に仕込んでいました。
竿とドラムの架け橋となる音。
ウワモノと土台の架け橋となる音。
そして、自分が出したい音。
H.G.K.の新しい「基盤」を、本番直前までずっと模索していました。
(本番直前は楽屋でピクリとも動かないほど緊張してましたが)
最大の敵は自分とバンドの中に。
多くは語りませんが、自分のことにも触れましょうか。
ゲームミュージックバンドで一番負担がデカいのは鍵盤です。
なぜなら、唯一ゲームと同じ音を出せるパートだから。
ですが、今回はゲームミュージックでない曲があり、
ゲームミュージックの新ネタは冒頭がソロ、
これまでの曲も全部音色作り直しで、
その上、カバーし直しというありさまでした。
今までずっと間違ってたコードで弾いてたんだね…。
リハでJAGさんと「これで合ってる」「いやそれは違う」と喧々諤々でした。
答えはいつもライブハウスにある。
結成から今年で18年目。
合っているのか間違っているのかわからず、いつも五里霧中。
足元しか見えない道を一丸となって走り続けてきました。
「これでいいのか」
自問自答は毎回繰り返しています。
ですが、いつもステージが始まると、客席からの
熱、声、そして上がる拳に救われ、全員がこう感じます。
この笑顔が見たかった。
笑顔を見られる喜びが、わちらの背中を押すんだ。
「H.G.K.のステージはテッパンだ」という声を聴きます。
それはステージが出しているオーラではなく、客席の熱なんです。
私達は、そんな客席を映す「鏡」でありたい。
H.G.K.の活動の最大のモチベーションは、
ゲームが好きなことでも、音楽への愛情でもなく、
客席から最高の「熱」をもらいたい。
そのために、ステージに立つ。
それが、私達の答えです。
「乞巧奠 – KIKOUDEN -」へのご来場、
誠にありがとうございました!
H.G.K.
ごんやん
わかちー
JAG
MegMIX
「乞巧奠 – KIKOUDEN -」SET LIST
POWER DRIFT MEDLEY
(SEGA/パワードリフト)
Bloody Tears
(KONAMI/悪魔城ドラキュラⅡ 呪いの封印)
Captain’s Voyage H.G.K.Version
(KONAMI/drummania 3rd MIX)
Moon Over The Castle
(SCEI/Gran Tourismo 2)
更に闘う者達
(SQUARE/Final Fantasy VII)
J’s Theme ~ Jaguar’13
(春畑道哉)